教会の圧力で上演禁止!
―ドイツでは表現の自由と芸術の自由がない!―
ドイツ人作家 M.S.Salomonの書いたDas
Maria Syndrom
(マリア症候群)のロックオペラは、ドイツでは冒涜の罪を起こさないためとの教会の圧力で上演禁止になっております。教会がそう言う権利があるのであれば、表現の自由と芸術の自由を踏みにじることになります。
Salomonは、Heinrich von KleistのDie Marquise vonO.(O侯爵夫人)からどうして妊娠したか分からない女性とその息子との筋と思い付きました。
作品のあらすじ:
ジョンは大おじの家のトイレットでマスターベーションをした際,こぼれた精液が便座に残り、従妹の処女の修道女アン・マリーはその精液で妊娠する。精神分析学者ヘンリー・ボイスは、アン・マリーがレープされた後のショックで記憶喪失になったと思う。この症候群は有名な歴史的人物、
すなわちマリアにちなんで命名された。しかしアン・マリーはその意味を誤解し、自分はマリアの様に救い主を身ごもったと思う。
生まれた息子は、母によって救済者として育てられる。30才のときメー・ティの名前で救済者の活動を始めたが、様々な問題が起こる。
無意識に精液提供者になったジョンは、その間に誇り高いポルノショップの所有者になり、アン・マリーの無原罪懐胎を解き明かしたため、彼女は気が狂ってしまう。一方、メー・ティはヒマラヤで瞑想していると、神が彼の前に便座の姿で現れ、メー・ティのこの世での布教活動はトイレット用陶器の会社を設立することであると告げる。
彼は会社を成功させ、会社員から愛されるが、たまに女性トイレで奇妙な宗教的儀式を執り行う。
それが最後のシーンです。まあ、風刺に満ちた話です。でも、宗教の不合理性をからかうのは啓蒙の方法の一つです。この世の中で宗教より大きな問題はないと思う。キリスト教の影響の強い欧米の国々は、無信論者にとってはとても住み難く、どこでもキリスト教がはびこり、それに対しての批判は一部は法律でも禁止されている程です。
私の書いた千ページの小説も出版社から無視されたのは、宗教に批判的な内容のせいかもしれません。
昔、教会関係者は我々異端者の舌を切り取り、彼らを火あぶりにしました。教会は現在でも我々を黙らせようとしています。
日本人はキリスト教に対して寛容過ぎると思います。宗教は進歩の障害に過ぎません。
人類にとて最も有効な手段とは、人々に冒涜という苦い薬を飲ませる事だと私は思います。
M.S.SalomonのDas Maria Syndrom
へのリンク:http://home.t-online.de/home/M.S.Salomon/homepage.htm(ドイツ語)
ホルガー ・H・ハウプト